髪を

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僕は自分で触りにいくけど、触られたくはないのだ。
でも今は諦めて、触られる日々。
憧れはいつまでもあるわけじゃなく、大したこと言ってないなこいつと気付いた時の落胆と、なんだこれはという称賛の笑みと。
交互に押し寄せて、また借り物の言葉を遊ばせて、いずれは持ち主に返さなきゃいけないなあという寂しさと、その前に手放してしまう己の愚かさで
胸は一杯だ。
馬鹿者が。
髪を切ろう。
そしてメガネを外す。
では
また
ふじ

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