全、鳥

in diary

オールの仕事が終わって渋谷を歩いていたら、カラスがいつもにも増して勢力を上げていた。
もうビュンビュンビュンビュン。まあ金曜の夜明けだし仕方ないか。
でもカラスはもう知ってる。金曜の夜明けは最高の餌場になり得ることを。
今はカラス、鳩、雀が街を狙っている。鳩、雀はまだ人間にビビりつつ『おこぼれを貰う』というニュアンスで存在しているが、カラスは違う。奴らは『餌を狙っている』というニュアンスが大きい。
カラスはどんどんビビらなくなってきている。頭がいいからね。カラスにも色々いると思うが、もし鳥至上主義の思想を持ったカラスがいたら大変だ。
雀『あんたら人間怖くねえのか?おらぁやっぱおっかねえだ』
カラス『平気っしょ?あいつら意外とビビってんぞ?最近オレラが飛んでると避けんもん。』
雀『ほんとか?どーも身体の小さいおら達では太刀打ちは難しいだ…』
カラス『まあな、とりあえずオレラと一緒にいりゃ安心よ。あいつらビビってっから。今はまだ残飯整理感出てっけど、いずれは新鮮な食い物を欲しい時間に差し出させるさ。こんな朝っぱらじゃなくてさ。たから友達沢山呼んでこいよー多分身体の大きさ云々じゃなく、気合いの問題さ。雀でもあいつらの目の前飛んだりしたらビビるぜ?あいつらまじでヒヨッてっから。』
雀『んだ!ここは1つやってみるだ!んだ!んだ!』
カラス『よっしゃ、今日も狩っちゃうぜ~』
もし他の鳥を先導するカラスがいたら大変だ。いやいてもおかしくない。種族繁栄のために、他の鳥を利用するだけ利用する頭のいいカラスもいるかもしれない。そうなったらまじいぜ渋谷。
その一回の勇気というものは物凄い影響力があり、他の者を圧倒する。ついていく者や、離れるもの、それぞれだが、明らかにその前との変化があるのは確実だ。
その一回の勇気は人にとっても難しいし、やはり影響力も高い。
それを出すのは容易か、否か、しょって立つべきものはいつだってあるんだ。
ではまた
関谷

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