寝ずの番

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最近よくやっている。
ネズミを題材にしたうたもの。
「ねずのばん」
ネタばらしすると「鼠の寝ずの番」なのだが。
今日レンタル屋で「寝ずの番」という映画を発見したので前情報もなく借りてみた。
キャストも中井貴一、木村よしの等層々たる顔ぶれなのできっと世間じゃ有名なんだろう。
舞台はとある落語一家の師匠のお通夜から始まる。
お通夜とは亡くなった人の遺体と共に過ごせる最後の夜である。
そんなお通夜で、亡くなった師匠に想いを馳せ回想したり、一家の中でそれぞれが感じていた想いだったりを描いた映画。
曲の「ねずのばん」とは意味合いが違うが、「寝ずの番」はとてもいい映画だった。
最近バンド、弾き語りのライブでもよくやっている「ねずのばん」は冒頭で紹介したように、ある鼠が寝ずの番をして自分の大切な何かを守り、守り疲れて自分で作った大切な何かを食べるというお話し。
食べて疲れを癒し、また自分の中の大切な何かを寝ずの番をして守り続けるという「結果」までには話を広げてはいない。
それはその後寝ずの番を続けるのも続けないも、どちらがいいとは自分自身が言い切れなかったから。
歌詞ではその時の「状態」の表現しかしておらず、答えを見つけようともしていない。
そういう無意味なものもアリ。
人に人生において啓蒙出来ることなんて何一つないので。
まあ人に伝えたいことがあるとすれば、まぐちゃんの可愛さだったり、ライオンの駄目さだったり、スナメリの生態だったり。
最近の曲達の歌詞をそういう風に解読すると「状態」だけを表現した歌詞がほとんどだな。
だから自分で感情的になることがないのかも。
なるへそ。
良い考え事したような気がする。
今日はこれからアコギを持ってスタジオへ個人練習へ。
うるおあ!
では
また
ふじた

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